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塗装のコラム

シーリングの役割や改修工事の必要性

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2019年08月31日

 

外壁塗装工事でとても重要な工事の一つ、シーリング補修についてお話します。

新築時とても柔らかなサイデイングの目地のシーリングですが10年も経過してきますと、だんだんと硬化してきて、断裂や、ひび割れが起きてきます。

この状態を、そのままにしておくと、外壁の内部まで劣化させてしまう恐れがあります。

そうなってしまうと、柱の交換や、サイディングの交換工事など、費用が膨大になってしまうので早めのメンテナンスを行う必要があるのです。

 

シーリングの打ち替え工事は、目地部分すべての部分を行います。悪いところだけでも良いのでは?と思うかもしれませんが新築時からの経過年数が同じですから、悪い箇所だけ直しても、また別の箇所が劣化しますのですべてを打ち替える必要があります。

専用工具を使用し、シーリングをきれいに撤去いたします。一般的な住宅ですと、大きなごみ袋いっぱいになってしまいます。当然,産業廃棄物処理を行います。

シーリングの密着性能を向上させるため、専用のプライマーを、刷毛塗りで、塗装致します。

 

 

シーリングガンを使い、充填し、専用のへらを使い平らに仕上げます。

 

シーリングにも種類があり、塗料の耐久性に合わせ、15年以上耐久するシーリング材などもありますので、塗装工事の際はその辺の見極めも必要です。

どんなに良い塗料を使っても、シーリングが劣化してしまえば、塗料も割れたりしてしまうのです。

塗装工事の際は、シーリングの事も注意して行いましょう。